RENOVATION

大工と建築士で
性能向上リノベーション

PERFORMANCE IMPROVEMENT RENOVATION

性能向上リノベーションとは、リフォームでよくあるキッチンやお風呂など設備の入れ替え、外壁塗装など目で見て気になる部分を改修するのとは異なり、間取りを変えたり、建物の耐震性や断熱・気密性、省エネ性や耐久性を高めることで、いずれ来る大きな地震に備えつつ、健康かつ日々の暮らしでストレスを感じない快適さを実現することを言います。耐震改修・断熱改修・耐久性向上は誰でもできる容易なものではなく、知識に基づいた調査・設計・施工が必要です。そうして住み続け世代を超えて受け継いでいくことが可能な家へと造り変えます。

よくあるお悩み

FAQ

長年住んだ家・ご実家でこんなお悩みはないですか?

地震への不安
冬に部屋の温度差が辛い
冬に足元が冷える
冬に窓が結露する
冷房設定温度で困る
電気代や灯油代が高い
トイレや2Fが異様に暑い
洗濯・室内干しに困る
段差につまづく
見た目が古い
カビや埃が気になる
階段が急で危ない

性能向上リノベの大切な3ポイント

  • 今の住まいの耐震性を確認して予算に合わせた耐震性改修を
  • ヒートショック・血圧上昇を防ぐために生活動線で断熱改修を
  • 終の棲家として、受け継ぐ住まいとして暮らしを考えて設計する

大工×建築士が徹底サポート

暑さや寒さや地震への不安は、住む人の命に関わります。地域の家を守ることが使命である工務店として、命に関わることであり、健康的に余生を暮らす、資産を守るということにつながるリノベーションはとても意義のあることだと考えています。当然フルリノベーションができれば良いのですが、建物の状況やコストなど条件は様々です。あなたと今の住まいに合った適切な方法でご提案ができるだけの技術や経験が私たちにはあります。先述のような悩みを我慢して生活をしている、快適ではないことが当たり前だと思ってしまっている人にこそ、まずは気軽に相談してみてほしいと思っています。

築年数に適した
性能向上リノベーションの手法

築年数・耐震基準の異なる期間ごとに適した耐震補強・断熱性能向上の手法を提案

1981年以前

  • ・耐震:旧耐震
  • ・断熱:基準なし

2000年以前

  • ・耐震:新耐震
  • ・断熱:新省エネ含む

2000年以降

  • ・耐震:新耐震
  • ・断熱:新省エネ含む

01実は90%の既存住宅が耐震性不足?いつかは耐震改修を

日本の既存住宅が、地震で倒壊する危険性があるという事実をご存知でしょうか?記憶に新しい令和 6 年能登半島地震では、耐震性に問題のある多くの建物が倒壊して二次被害も多く見られました。建物の倒壊は人命を奪うだけでなく、倒壊で道を防ぐなどして救える命を助けることができなくなるような状況を生み出す人災にもなるのです。家族の命を守り、長く住まい続けるためにも今の家の耐震性について学ぶことはとても大切なことです。私たち野澤工務店は地域の住宅のリフォームを得意としており、この地域の家の構造についても詳しい大工集団です。不安がある方はまずご相談ください。

建築基準法改変の歴史と耐震性

建築基準法では、1981 年には家の壁の量や柱や筋交という建物を支える接合部に金物を取り付けることが義務化され、2000年には基礎の鉄筋・ホールダウン金物・耐力壁のバランスを検討するようになる等、耐震性の向上が大きな地震を経験する度に向上してきましたが、旧耐震時代の建物・新耐震基準の建物、そして現行の建築基準法における最低基準の性能 ( 耐震等級 1) の家では、耐震性がまだ足りずに倒壊しているという事実があります。あなたの家はどの基準で建てられた家でしょうか?

既存住宅の耐震性は「上部構造評点」という
評価で判断することができる

新築の耐震基準は耐震等級 1~3 として定められており、等級 1 は阪神淡路大震災クラスの地震 1 回に倒壊しない程度に耐えることができる強度 ( 大破はありえる )で、等級 2 はその 1.25 倍の強度、等級 3 は 1.5 倍の強度となっており、等級 3 ともなると震度 7 の地震が繰り返し来ても倒壊しない程度の強度となっています。

上部構造評点

上部構造評点でそれら耐震等級と同等の基準にする必要があるため、古い基準で建てられた家にお住まいの方は、耐震診断をまず行ってみることをお勧めします。必要な耐震改修をすることで不安なく暮らせるようになります。

02よくある疾患を未病するために断熱改修を

夏は暑く冬は寒いを我慢して暮らしているのは、断熱性の高い基準が義務化されていないことが原因です。高気密高断熱の家であれば光熱費を心配せずに快適に暮らせるのですが、既存住宅では、その断熱改修が進んでいないのが現状です。室温は、年々暑くなる家での熱中症や、交通事故死よりも多いヒートショックにつながる危険もあります。だからこそ、野澤工務店では大きなリフォームやリノベーションを計画する際には、断熱改修を併せて検討することをお勧めしています。

先進国と比べて日本の基準値は低い

耐震性同様に、日本の家の断熱性の基準も少しずつ向上されてきましたが、それでも先進国と比べてその基準値は低く、暑い寒いを我慢することで暮らしている人が多くいるのが現状です。断熱性は快適性だけでなく、月々の光熱費にも影響してきます。物価上昇に伴う家計費圧迫も見過ごせません。まずは、あなたの家はどの年代でどんな性能で建てられた家なのかを見てみましょう。

断熱改修の種類

断熱改修は、家全体だけでなく部分的にコストを抑えつつ取り入れることができます。「全体的にリノベーションする」方法と、目的と予算に応じて水廻りやリビングの生活動線を中心的に改修するといった「ゾーン断熱(部分断熱改修)」という考えがあります。柔軟に様々な問題解決ができるのがリノベーションの良さなのでぜひご検討ください。

03終の住処・受け継ぐ住まいとして暮らしを考えて設計する

長い年月、家族の成長を共にしてきた我が家。子どもの独立後、夫婦のセカンドライフを考えた時に、暮らしやすさを考えて家の形や使い勝手、快適性を考えることは大切なことです。いわゆる「シニア層」なる年齢にはまだ早くても、日々の暮らしを豊かに、そして子どもと過ごす時間よりも長い時間を過ごす住まいを快適にするために野澤工務店では、暮らしに寄り添った設計でご提案します。また、弊社会長から社長が受け継いだ実家もフルリノベーションを行い、世界基準クラスの性能に改修したモデルハウスもございます。築年数が古い家でも諦めることはありません。まずはモデルハウスでその違いを実感してみてください。