漆喰DIY
自分たちで塗ってみる。「楽しさと達成感」
先日極寒の中、お施主さまと一緒に現場で漆喰壁を仕上げるイベントを開催しました。”おとな工務店”の名前の通り今回ももちろん”おとな”が主役です。
が、子どもたちも負けじと遊ぶところがこのイベントの良いところ!と胸を張って言いたいところですが、やはり現場では危険な物も多くお子さまの動きに制限がかかってしまうのが現実です。
いつか子どもが何も気にせず思いっきり汚れながら色々な道具を手にとって遊べる場所を作れたら楽しいだろうなぁ。なんてことを話しながら準備をしていました。
いきなり本番という訳にはいかないので、まずは練習です。
鏝の基本的な使い方を説明し「鏝返し」の練習を繰り返します。プロの左官屋さんがすると簡単そうに見えるのですが、これが意外と難しいんです^^;
地面に落してしまったり、服についてしまったり、、、でも少し練習すれば何となく出来るようになります。何とな~くでいいんです!楽しければ
そして壁に見立てた石膏ボードの上に実際に塗る作業を繰り返し練習します。
初めはぎこちないですが、これもみなさんすぐにコツを掴んでいきます。
手首の柔らかさの問題なのでしょうか?繊細だからでしょうか?意外と女性のほうがコツを掴むのが早い気がします^^
”おとな”が何やら楽しそうに遊んでいる!子どもたちは興味津々です。
何この白いの!粘土みたい!子どもたちが漆喰を触らないなんてことはあり得ません^^
親も子も参加される際は必ず汚れても大丈夫な服装でお越しください。
いよいよ実戦です。今回は洗濯ルームの一部屋をみなさんで仕上げていきます。
練習の時と比べ範囲が広く、少し大変な作業ですがこれを皆でワイワイしながら仕上げることでなんとも言えない達成感が生まれます。
それぞれ自分の思う模様をつけていきます。人それぞれ違っていいんです!
よごれながらもなんとかCOMPLETE。皆さん漆喰まみれになりました!
家づくりの思い出を残す
これから一生暮らしていくお家。これから何十年と形が残っていきます。
その中でお家の工事期間はどれだけ長くても精々一年ほど。お施主さまが家づくりに携わる時間となると本当にわずかしかありません。自分たちのお家の漆喰壁を自分たちで塗った。その経験を何十年も自慢してください。何十年と残る形を自分たちで残したのだから!
そしてご家族の今の成長を手形として残しておくのもいいかもしれません。
きっとお子さまが大きくなったときにこの日のことを思い出すでしょう。
生後数か月の赤ちゃんもしっかり手形をおしました。手形ではなくコブシでしたがそれもいい思い出。
賢く待っててくれてありがとうね^_^
AGINGWELLでは”おとな”が主役のイベントを様々な形で開催しています。
作り手のこだわりや工程が知りたい。色んな素材に触れてみたい。大工道具を使って何かをつくる体験がしてみたい。などなど物づくりが好きな方はぜひ一度参加してみてください。
どんな体験をしたいのかお聞かせください!!