リフォームを考え始めた“今”がちょうどいいタイミング
「中期的な維持管理」についてブログを書こうと思ったきっかけは、これまで多くのリフォーム・リノベーションに関わる中で、工事が終わった直後ではなく、数年経ってから見えてくる後悔や失敗をたくさん見てきたからです。
私たちはこれまでも、その場しのぎにならないよう、将来の暮らしやメンテナンスまで考えた工事を心がけてきました。

リフォームの相談は「ここを直したい」から始まる
「そろそろ水回りを綺麗にしたくて」
「外壁が気になってきた」
「暮らし方が変わって使いにくくなった」
といったご相談です。とても自然なきっかけです。
もちろん、予算や今の生活スタイルを考えながら「今回はどこまでやるか」を的を絞って決めることは大切です。
ただし、ここで家全体の流れを一度も整理しないまま進めてしまうと、数年後に次の工事が必要になったとき、選択肢が狭くなってしまうことがあります。

家のメンテナンスは「単発」では終わらない
家の傷み方や設備の寿命には、ある程度の流れがあります。
さらにその先では、断熱性能や耐震性能といった、家の「性能そのもの」に目を向けるタイミングが出てくることもあります。今すぐ必ず必要という話ではありませんが、間取り変更や大きな工事を考える時期と重なることも多く、その時になってから考え始めると、選択肢が限られてしまうケースもあります。
今どこを直すかだけでなく、次に控えている工事を把握しているかどうかで、今回の工事の考え方は大きく変わります。
「今はやらないけど、その時にやりやすいようにしておく」この考え方があるかないかで、後の負担が変わってきます。
中期・長期を見据えると、選び方が変わる
こうした判断は、「今の要望」を否定するものではありません。
要望を叶えながら、将来の性能改善も含めた選択肢を残しておくそのための視点です。

リフォームは「直す工事」ではなく「整える工事」
•子どもの独立(住まう人数の変化)
•夫婦二人の暮らし(終の棲家など)
•将来の体の変化(バリアフリー化など)

工務店として大切にしていること
AGINGWELLが町の工務店として意識しているのは、工事そのものよりもこの家での暮らしがこの先どう続いていくか、そこを一緒に考えることです。
リフォームやリノベーションも、「今必要だからやる」というより、少し先の暮らしや、その後に控えているメンテナンスを思い浮かべながら整理していけたらと思っています。
この3つを整理した上で、無理のない計画を一緒に考えることを大切にしています。
「やらない」という判断も、立派な選択肢のひとつです。
その判断が、後の暮らしを楽にすることもあります。
まとめ|考え始めた“今”が一番よいタイミング



